コンピュターシュミレーションによる、バーチャルオペを活用した“ノーベルガイド”を取り入れてから、かなり経つ。最初は恐る恐る慎重に始めたのだが、いざ慣れてみると、通常のオペよりかなりスムーズにことが進む。
オペ担当の衛生士と顔を見合わせて“にっこり”することもしばしばだ。
“ノーベルガイド”のすぐれた点は、痛みが軽減されるのみならず、その日のうちに仮歯が入るところにある。
1本や2本ならばともかく、総入れ歯の方は、今まで大変な思いをしてきたのだ。
インプラントの手術で、歯ぐきがはれた上に、入れ歯を入れるしかないのだから、我々が思う以上に、相当な苦労だったに違いない。
それがいまや、その日のうちに仮歯が入り、ものが食べられるようになった。
しかも、これまたコンピューターで削りだしたチタンは、正確無比で、すこぶる軽い!
この正確さを得るために、以前はどんなに苦労したか!
我々歯科医師だけでなく、技工士さんも徹夜して泣きながらあわせていたものである。
なにせ、ミクロの正確さがなければ、失敗する事になるので、ここには異常なる執念を燃やしていたのだ。
もちろん、今流行のセメントでの合着ではなく、ネジ止めだからこそ、起こる問題なのではあるが。
それが今や、正確な型取りさえすれば、機械が削りだしてくれる。
いい時代になったものである。
おもえば、最初にスゥエーデンに研修に行った1989年当時のオペは、手探り状態だったため、とても怖かった記憶がある。
それに比べれば、今の先生たちは、検査の種類や制度が格段に進んで、極めて安心であろう。
科学の便利さに、一抹の不安は覚えつつも、医療に関しての進歩に対しては、感謝をしている毎日である。
唐突であるが、皆さんは、感情と行動の関係をどうお考えであろうか?
普通は、感情が行動を作っている、と信じていないだろうか?あの、不朽の名著、デールカーネギーの“道は開ける”にも書いてあることであるが、実は行動で感情を作れるのである。その証拠に、悲しく落ち込んだ時に、ソファに胸を張って手を伸ばし、おなかの底から笑ってみてほしい。もしくは、鏡に向かって、楽しい最高の顔をし続けてみるといい。そうすると、本当に気分が晴れていくから、不思議である。今、私がうちのスタッフを叱る時は、私の方が叱られるジェスチャー、叱られる方は、偉そうなジェスチャーでやっている。
ソファに深く背を持たれかけ、お互いが顔を上げて、まるで青空に浮かぶ雲をみるような体勢で話している。
これがバカ受け。何か問題があっても、緊張をせずに、未来志向で話し合えると評判だ。これは、たまたま、強度に緊張をする人を何とかしようと思い、考えだしたものだが、他のスタッフも大うけで、みんながやりたがる。
緊張する人に対しては、院長と言う呼び名も禁止して、あんちゃんと呼ばせているが、これも面白い。
さらに、敬語禁止とエスカレートしたが、さすがにこれは苦しそう。
いいんだ、いいんだ。出来る範囲で自由にやってくれ。
とにかくみんなで、未来志向で行こうじゃないか。
うちらしく、自分らしく、行こうじゃないか。
私事ではあるが、今度私の処女本が出る。歯科の出版社からではあるが、タイトルが“スーパースタッフが育つ、幸せコミュニケーション術”といい、歯科の本ではない。今の世の中は、トップとスタッフや社員の間に、コミュニーケーションが少なく、苦しんでいる上司が少なくない。
経営において、一番大変なのが、マンマネージメントであるからだ。この本は、心がけがよいのに空回りをして、スタッフとの関係がうまくいかない、大多数のトップに向けて書いた。少しでも応援ができれば、と思ったのだ。原稿は、今最終チェックの真っ只中であるが、この本により少しでも絆作りの助けになれば、と思う。
昨日私の友人の望月俊孝氏の主催する、宝地図の1日集中セミナーに出席した。
鈴木、日笠という、私のチームの2人の衛生士も一緒である。
これが、思った以上に素晴らしい、最高のせみなーだったのだ。
主催者である、望月氏のことを簡単に紹介すると、彼は人々の夢をかなえるお手伝いをしている人である。
最高の笑顔で人の心をとろかせ、また、誠実かつ熱い情熱を持っている人である。
また、人情の分かる苦労人でもある。
褒めすぎと思われるかもしれないが、そんなことはない。
実際うちの医院のスタッフでも、彼のファンは何人もいる。
人をホッとさせる能力をお持ちなのだ。
さて、宝地図に話を戻す。
例えば、我々が何か目標を達成しようとする。
しかし、なぜ大多数の人が、途中で挫折をするのか。
それは脳のメカニズムが関係している。
結論から言うと、目標を達成するには、いつも使っている左脳(言語や計算を主に担当)ではなく、いかに右脳を働かせるのかが、鍵となる。
そして、右脳は言語よりビジュアルなものにより反応する事が、現代の医学で分かっている。
例えば、何か目標を立てた場合、目標を紙に書いて壁に貼っておくだけでも、何もしないよりはいい。
しかし、それを絵に描いたり、写真を貼って達成してしまった臨場感を出すことによって、強い“快”の感情を引き起こし、右脳に強烈なイメージを与えられるのだ。
私も以前から、望月氏と友人だったこともあり、宝地図を実際に作ってはいたのだが、一度どうしても正式に受講してみたかった。
というのは、私は今までの経験で“自分流では限界がある“ということを、骨身にしみて知っているからである。
案の定、行ってよかった!!と、午前中だけで強く思った。
同行した2人も感激しきり!
またダブル講師の、ひろ・かずま氏はもとより、参加されていた人達も良かった。
45人もの参加者であったが、初めてお会いしたとは思えない方たちが多数参加されていて、懇親会をふくめ、1日を心ゆくまで堪能させてもらった。
やはり、いい人のところには、いい人が集まる。
今後、自分で素晴らしさを実感したので、女房と子供は行くことが決定している。
受講した2人の話を聞いて、他のスタッフも行きたいと言っている。
これから飛躍しようと言う方たちにとっては、最高におすすめのセミナーである。
つい先日あるお寺を訪ねた。般若心経のサンスクリット語での疑問を尋ねるためである。
最初にお断りをしておくが、私は特定の宗教団体とは一切関係がない。
実家は空海さんのお膝元(というか、生まれたところ)なので、宗派は真言宗であるが、
さほど熱心にやっていたわけではない。
というか、私にとってのお経と言えば、お決まりの法事に聞くぐらいで、足がしびれるのを我慢するただただつらいものであった。
しかし、ここ数年(これも年齢のせいか)、古きよきものに俄然興味を覚え、日本神道の祝詞、キリスト教の主の祈りや般若心経を毎日唱えるようになった。
年に4回は、神社めぐりもしているので、相当はまっている方なのだろう。
そんな凝り性の私なので、お経に関しても出来たらサンスクリット語で唱えたい、と思って勉強してみたのである。
ひととおり自分でも覚えてみたのだが、英語の様に“リエゾン(発音がつながること)”して発音しているものや、文法上の規則がわからず、これ以上はどうしても進まない。
というわけで、専門家に聞く必要があったのだ。
とはいえ、今回般若心経に特化して時間を使ったことにより、分かったことがひとつある。
それは、“般若心経は生きている!”ということである。
このお経は、観音様がシャーリープトラー(舎利子)に法の秘密を言って聞かせている。
それもせつせつと。
こんな大事なことをただで教えてあげてよいのか!!
と、私などは驚いてしまう。
おそらく空海さんが唐まで行って求めてきたのは、まさにこの内容を体感するためであっただろうし、通常これは“秘伝“として一子相伝にするぐらいの内容であろう。
それを、誰でもただで手に入れることが出来るのだから、すごい時代である。
しかし、それに伴ってありがたみも忘れられたのであろう。
結論。
般若心経はすごい内容である。
キリストの祈りや神道の祝詞をも包括している内容だと言えばよいであろうか。
このすごいものを使わない手はない。
サンスクリット語ではなくとも、我々が知っている漢文で書いた般若心経で充分である。
是非写経や読経で波動の良さを感じていただきたい。
そして、人生に生かしていただきたい、と切に望む次第である。
(ちなみに、検索すると、高野山などからCDが出ています。
最初はこれを聞くと良いかもしれません。)