ミシュランをめぐっての報道がかまびすしい。
3ツ星をもらえたところはもちろん嬉しいだろうし、狙っていたのに外れたところの無念さは想像に難くない。あの“料理の鉄人”たちでさえ落ちたというミシュランのランク付けは、かなり難関なのであろう。
しかしちょっと待て、とあえて言いたい。
果たしてそれがすべてだろうか?
例えば私の懇意にしている小料理屋がある。
そこのマスターはもともと日本料理で修行した人で、小料理屋なのにかなりのものを客に食わせる。
“食わせる“とはお上品ではない言い方だが、本当にそんな感じなのだ。
ある時など、料亭とほとんど同じ味のものを10分の1の値段で出していた。
“なんでこんな安いお金で提供しているの?”
と問う私に
“この方がいいんだ。俺も客に好きなことがいえるし。”
誤解のないようにしたいが、このマスターは心のあったかい人である。
本音の人である。
がらっぱちだがファンが多いのは、このマスターの人となりを、地域の人達が認めているからであろう。
そういえば昔、料理の鉄人に出るよう勧める私に
“本当にすごい人は日本中にごろごろいて、絶対にあの番組には出ない。”
とも言っていた。
値段からして、素材は大したことないのだろう、と思う(ごめん!)。
しかし、出てくるもの出てくるものうまいものが多いのは何故だ?
厨房に入ってみて驚いた。
料理そのものに、驚く程手をかけていない。
というより、ほとんど何も手を加えないものもある。
なのにマスターがほんの少し手を加えるだけで、変哲の無い野菜が俄然美味しくなる。
私から見ると、プロというより魔法である。
ここには私の大切な人達は全員お連れする!と、決めている。
有名人や一流企業の社長たちも、仲良くなった人達は全員である。
いく時には“汚いところですから、ペーペー時代を思い出してください”といいつつ連れてゆく。
しかし、例外なく“ここうまいですね”という言葉が出、そのたびに私はほくそ笑み、彼に向かって言う。
“マスター、料理うまいって!”
これが、私が彼に贈る“三ツ星”なのだ。
庶民の味方である、彼の素晴らしい人生を、私なりに称えたい。
自分で断固そう決めているのだ。
え?このお店どこか知りたいって?
OK。このブログの読者だけに秘密で教えよう。
店の名前は“らく“という。東中野の駅の近くである。
しかし、読者の皆さんは別として、むやみやたらには広めないでいただきたい。
落ち着いて納得のいく仕事をするのが、彼の流儀だからである。
3ツ星をもらえたところはもちろん嬉しいだろうし、狙っていたのに外れたところの無念さは想像に難くない。あの“料理の鉄人”たちでさえ落ちたというミシュランのランク付けは、かなり難関なのであろう。
しかしちょっと待て、とあえて言いたい。
果たしてそれがすべてだろうか?
例えば私の懇意にしている小料理屋がある。
そこのマスターはもともと日本料理で修行した人で、小料理屋なのにかなりのものを客に食わせる。
“食わせる“とはお上品ではない言い方だが、本当にそんな感じなのだ。
ある時など、料亭とほとんど同じ味のものを10分の1の値段で出していた。
“なんでこんな安いお金で提供しているの?”
と問う私に
“この方がいいんだ。俺も客に好きなことがいえるし。”
誤解のないようにしたいが、このマスターは心のあったかい人である。
本音の人である。
がらっぱちだがファンが多いのは、このマスターの人となりを、地域の人達が認めているからであろう。
そういえば昔、料理の鉄人に出るよう勧める私に
“本当にすごい人は日本中にごろごろいて、絶対にあの番組には出ない。”
とも言っていた。
値段からして、素材は大したことないのだろう、と思う(ごめん!)。
しかし、出てくるもの出てくるものうまいものが多いのは何故だ?
厨房に入ってみて驚いた。
料理そのものに、驚く程手をかけていない。
というより、ほとんど何も手を加えないものもある。
なのにマスターがほんの少し手を加えるだけで、変哲の無い野菜が俄然美味しくなる。
私から見ると、プロというより魔法である。
ここには私の大切な人達は全員お連れする!と、決めている。
有名人や一流企業の社長たちも、仲良くなった人達は全員である。
いく時には“汚いところですから、ペーペー時代を思い出してください”といいつつ連れてゆく。
しかし、例外なく“ここうまいですね”という言葉が出、そのたびに私はほくそ笑み、彼に向かって言う。
“マスター、料理うまいって!”
これが、私が彼に贈る“三ツ星”なのだ。
庶民の味方である、彼の素晴らしい人生を、私なりに称えたい。
自分で断固そう決めているのだ。
え?このお店どこか知りたいって?
OK。このブログの読者だけに秘密で教えよう。
店の名前は“らく“という。東中野の駅の近くである。
しかし、読者の皆さんは別として、むやみやたらには広めないでいただきたい。
落ち着いて納得のいく仕事をするのが、彼の流儀だからである。


