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ではこの時代は空海以外人はいなかったのか?
否!
最澄がいた。
後の伝教大師と呼ばれる、同時代の、もう一方の雄である。

最澄は幼名を広野といい、空海より8歳年上である。
彼も幼少より神童と呼ばれ、特に仏教については人並みはずれた関心をもったという。

12歳で出家をしたあと、20歳で受戒。
しかしすぐに、堕落した奈良の仏教を避け、突然比叡山にこもってしまう。
そのときの決意をあらわしたのが「発願文」で、
”これから始める修行は、自分のためではなくあらゆる生けるもののためにおこなう”
と言う内容が、彼の真意をよくあらわしている。

その後、当時の仏教界に不信感を持っていた、桓武天皇の期待を一身に受け、第16次遣唐使船で唐に渡ったのだが、若年ながら請益僧(天皇公認の仏教特使)としての身分であり、帰国後は国師が約束されていた。

これは、同じ遣唐使で唐にわたった空海とは、天と地の開きがある。(一番低い身分で、費用も自分もち)

最澄は、天台山で法華経を学んだのち、予定通り1年で帰国。
その後は天皇の手厚い保護を受け、着々と仏教会において、地盤を整えつつあった。

ところで、唐の天台山において最澄も伝説とも言える逸話を残している。

200年前の、“天台大師の生まれ変わり”だと皆が信じた、というのだ。

最澄なら、さもありなん。
このすごい男が、最澄なのだ。

私に言わせれば、最澄は大秀才である。
通常なら、最澄に匹敵する人物など、同世代にいるわけもない。
が、天は空海をも生まれさせた。

空海は秀才ではない。
天才である。
そして、いつの時代にも、秀才は天才に分が悪い。

その後最澄は、仏教会においては、自分よりはるかに下位である空海の弟子になり、密教の教えを請う。

しかし、誰かが誰かの弟子になるには、それだけの“力量の差”が必要だ。
最澄ほどの人間が、他人の弟子になりきれるわけもない。

案の定、両者は時間の経過とともに、意思の疎通を欠き始め、泰範という愛弟子が、空海の弟子になったのをきっかけに、絶縁状態となってしまった。

その後両者は、二度と相まみえることはなかったという。


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2009.07.10 Fri l あんちゃんの“人生熱語り” l コメント(1) トラックバック(0) l top ▲
“仏縁”という言葉がある。

このところ、とくに”縁”というものを感じることが多いので、何回かにわけて、私が最澄、空海、親鸞の各聖人に引かれているのかを、つづってみることにする。

私は香川県の多度津町というところで生まれた。
ここは、中讃とよばれる地域で、讃岐名物 うどんと少林寺拳法の総本山があるところで知られる。

そしてもうひとつ。
弘法大師、つまり空海さんのお母さんの里でもある。

空海さんは、善通寺で生まれた、と言われているが、当時の常識で考えても、夫の実家で生むことは考えられず、私は地元の海岸寺で生まれたと思っている。
もちろんかどうか、我が家も代々真言宗である。

とはいえ、家族はだれも信仰には無頓着で、ただ法事に坊さんが来て、お経を読むだけの付き合いであった。

そんな私が、真剣に空海のことを知りたくなったのはいつの頃だろうか・・・。
次女に、“真央”とつけたのは、空海の幼名“真魚”からつけたことを考えると、もう10年以上になるだろう。

空海はかっこいい。
なんたって、日本史上最強の超能力者でもあり、四国の人間にとっては、“お釈迦さんよりも空海さん”。
おらが村(地域)のスーパースターなのだ。

天才で、当時の世界最大都市、唐の長安に遣唐使の留学僧として渡り、そのときにはすでに中国語がペラペラであったという。
それだけではなく、入唐後はサンスクリット語をも瞬く間に覚えてしまった。
今風に言えば、右脳開発に成功していたのであろう。

また、当時の密教の保守本流である、青龍寺の恵果師についてからは、数千人の弟子をさておいて、わずか数ヶ月で灌頂を授かった。
そのおかげで、本場中国では、それ以降密教はすたれ、いまや正当な密教寺院はほとんど消え失せたという。
平たく言えば、チャンピオンベルトをわずか数ヶ月で、永遠に日本に持ち逃げされたプロレス団体のようなもので、これでは閑古鳥がなくのも致しかたない。

空海の奇跡の足跡はまだまだ続く。
本当は、20年もいなくてはならない唐での留学生活を、勝手にわずか2年足らずで日本に戻ってきた。
それも、唐の皇帝じきじきに許しをえてだ。
この折皇帝の前で、書を披露したというが、当時の唐の皇帝は、今風に言えば、どういえばよいのであろうか。

アメリカ、ロシア、G7の党首全員+天皇陛下でも足りないのではないだろうか。

そのぐらい権威のある皇帝の前で、物怖じせずさらさらと書き、“五筆和尚”の称号を賜ったという。

長々と書いてきたが、それぐらい向かうところ敵なし。
なおかつ、土木工事をやらせても何をやらせても、何でもすいすいやり遂げてしまう。

こんな人にあこがれないわけがない。

私は空海にあこがれて、仏教に傾倒し、サンスクリット語の般若心経まで覚えたのだ。
高野山にも行った。
高野の山は、素晴らしい聖地である。

しかし、学ぶほどに考えが少しづつ変化してきたのだ。

つづきは次回。


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2009.07.08 Wed l あんちゃんの“人生熱語り” l コメント(2) トラックバック(0) l top ▲
本日は、望月さん主催の講演会に出席してきた。
演者は、ダイヤモンドの名物編集者 飯沼一洋氏。

結論から言うと、“ここまで言うか!”と思ったぐらい、すべてをさらけ出し、我々のために搾り出してくれた。
受講生が130人ぐらいいた事を思えば、これは驚くべきことだ。

この場を借りて、深く感謝したい。

ところで、本日の望月氏との共同主催者は、クリス岡崎氏。
私もお会いするのは初めてであったが、あのテンションの高さはどうしたことだ!

最初から終わりまで(12:00から夜の11時まで)ずーっとハイテンションを保っている。
すごいというか面白いというか。
私が今まで見た中で、初めてのタイプであることは間違いない。

本当に世の中は面白い人が目白押し。

それもこれも、やはり自分から出て行かなければ、チャンスは出会いようがない。

”家にこもってないで、外に出よう!”

ぜひ皆さんにもお勧めするしだいである。


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2009.07.06 Mon l 未分類 l コメント(0) トラックバック(0) l top ▲
今月も、医院で紹介している本を、ここでもご紹介しよう。

今までこのブログでもたびたび登場してもらっている、本田健ちゃんの最初のベストセラー、
“ユダヤ人大富豪の教え”
である。

文庫本化されたと同時に、コミックもでている。

私も改めて読み直してみたが、自己啓発本としてはきわめて秀逸であり、私の友達ということを除いても、すばらしい内容であることは間違いない。

では、以下に待合室で掲示している写真をご紹介する。

ユダヤ人大富豪の教え_コミック版〈1)〈2)書評

皆さんも、是非手にとって読んでいただきたい逸品である。


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2009.07.04 Sat l あんちゃんのワンダフルな“本” l コメント(0) トラックバック(0) l top ▲
今回は、ADCにとって嬉しいネタを紹介しよう。
まず、少し前に、産休でお休みをしている亀井先生に、待望の赤ちゃんができました。

2838kgの元気な男の子で、名前は悠生(ゆうき)くん。
3時間15分のスピード分娩だったそうです。

本当に母子ともに無事でよかった。
おめでとうございます。

人は大人になったから一人前ではなく、子供を育てて一人前にする苦労を経て、一人前になる。

しかし、これはスタッフでも同じ!
みんな、自分ができるだけではなく、人を何人か育ててようやく一人前。
そうすると、目の付け所が変わってくる。

亀井先生は、復帰意欲満々です。

皆さんも、パワーアップした亀ちゃんを楽しみに待っていてください。


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2009.06.30 Tue l あんちゃんのワンダフルな日々 l コメント(0) トラックバック(0) l top ▲